[141] L,M,Nの3人が同額ずつお金を出し合って友人にプレゼントをすることにした。3人には、もともと次のような貸し借りがあった。LはMに1500円貸していた。NはMに2000円を貸していた。プレゼントはMが買いに行くことになっていたが、病気で行けなかったため、NがMから10000円を預かって買いに行った。
①Nが9000円でプレゼントを買ってお釣りは自分でもらった場合、後で全員の貸し借りがなくなるように精算するためには、Nはいくら支払えばよいか。
②Nがいくらかを上乗せして10000円以上のプレゼントを買ったところ、精算時にはLがMに2000円、Nに1000円を支払うことになった。この場合、プレゼントの値段はいくらだったか。
(SPI&テストセンター超実践問題集/ナツメ社)
解答は下にあります↓
情報がたくさん出てきましたね。
一旦時間のことは気にせずに書き出してみましょう!
- LはMに1500円貸していた→L=−1500円、M=+1500円
- NはMに2000円を貸していた→N=−2000円、M=+2000円
- NがMから10000円を預かった→N=+10000円、M=−10000円
と、これらのことが問題文からわかります。
ここからが本題です!!
1)9000円のものを3人で均等に支払うので、全員が3000円ずつ支払わなくてはいけません。しかし、Nが9000円払ったので、
LとMは3000円ずつ得をして、Nは6000円分損していることになります。
これをはじめの表に書き入れると、
- L=+1500円
- M=−3500円
- N=+2000円
となり、Lが1500円をMに、Nが2000円をMに支払えばいいことが分かります。
2)(1)と反対に考えましょう。
いくらかわからないものを□にして考えてみましょう。先ほどと同じように、NはLとMの2人分を負担していることを忘れないようにしましょう。
問題文に“LがMに2000円、Nに1000円を支払うことになった”と書いてあるので、ここから
- L=+3000円
- M=−2000円
- N=−1000円
となり、Nが負担した2人分の金額が9000円と分かります。(2人分で9000円の金額なので勘違いしないようにしましょう!)
よってプレゼントは3人分の合計金額なので13500円と分かります。
まとめ
以上が代金精算の問題でした!いかがでしたでしょうか?
代金精算は一見複雑でめんどくさく思ってしまうかもしれませんが、しっかりと表を書いてプラス、マイナスを理解すればそこまで苦戦するものはありません。
むしろ問題文が長い方が有利な場合もあります。
表を書くのに時間がかかるかもしれませんが、それでも1問1問正確に解き進めていくことが内定への近道だと僕は思います。
頑張っていきましょう!!
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