[139]SとTの2人が、半分ずつお金を出し合って、レストランで友人の送別会を開くことになった。店から出るときに、SはTから10000円を預かって支払いに向かったが、支払いは13000円だったので、Sが3000円を上乗せして支払いを済ませた。この後で、TはSにもともと6000円の借金があったことがわかった。
①精算のとき、SがTに「あなたから10000円預かっていたが、もともと6000円貸していたので、4000円をもらったことになる。支払いでは私が3000円を出したので、差額の1000円を折半して500円をあなたに払えば精算できるね」と言った。このように精算すると、Sはいくら得をするか、または損するか?
②本当はどのように精算をすれば、貸し借りがなくなるか。
(SPI&テストセンター超実践問題集/ナツメ社)
解答は下にあります↓
1)かなりめんどくさい問題だったと思います。実際僕も頭の中でやるとごちゃごちゃになってしまいそうでした。SPI本番でもこのパニックに陥って点数が取れなかったという友人を見てきました。
時間がかかってしまうかもしれませんが、やっぱり一度図をかきましょう。これが何よりも正確な、正解への近道だと思います。
まず初めにTが10000円、Sが3000円支払いました。ここでそれぞれ−10000円、−3000円と書き込むことができます。
ここから、TがSに借金していることがわかるので、Tは6000円得していて、Sは6000円貸しているので−6000円となります。
(借金しているとき、TとSのプラス、マイナスを反対にして考えないようにしましょう。)
また、2人は合わせて13000円支払ったので1人あたりが払う金額は6500円になります。よってSが2500円損して、Tが2500円得したことがわかります。
ここから(1)の情報を足していきましょう。
言っていることが支離滅裂でよくわかりませんが、ポイントは最後の一言。SがTに“500円支払う”というところがポイントです。ここさえわかればあとは無視で構いません。
SがTに払うので、Sはさらに500円損し、Tは500円得します。
よって、最終的にSは3000円損をして、Tは3000円得をします。
2)(1)でほとんど求めているので、問題ないこと思います。先ほどの表をまとめるとSが2500円損して、Tが2500円得しているので、
TがSに2500円支払えばいいことがわかります。
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