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兄バカ高校受験奮闘記 高校受験まで残り10ヶ月、目指すは早稲田!

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兄バカ高校受験奮闘記 高校受験まで残り10ヶ月、目指すは早稲田!

自分には中学3年生になる弟がいます。

中学受験はしたことがなく、いわゆる典型的な受験生です。

そんな弟と自分が今、2人3脚で早稲田を目指しています。

兄弟で受験奮闘する様子を少しでもお届けできればと思います。

今回は第1弾として「弟の学力はどんなものなのか?」「勉強の習慣をどうつけたのか」についてお話しします。

弟の高校受験力はいかほどなのか?

弟は極めて一般的な「受験をしたことがない」学生です。

中学1年から早稲田アカデミーに通っており、当時からクラスは2クラス中下の方でした。

今は3クラスの中の真ん中、良くも悪くも普通レベルのクラスです。

とても早稲田に行くぜ!!なんて言える感じではありません。

弟の高校受験力 英語編

模試の点数結果。
勉強を始めたときなまだ試験の点数が低かったです。
弟の過去のテスト結果(国語が調子良く平均点と同じ!)

弟の学力は一般的な受験生とほぼ同じ、または少し低いくらいです。偏差値でいうところの45〜55で決して高くはありません。

しかし、英語力だけは他の受験生よりも高めです。幼少期から英会話教室に通っていたこともあり、

中1の英語のテストはほとんど満点でした。ただ、中2になって文法や暗記が難しくなってくると点数が徐々に縮まってしまいました。

完全に中1の時に文法をさぼったツケが回ってきてしまっている状態です。

結局英語で引っ張っていた3科目の得点も下がってきてしまい、今では他の受験生と点数では大差なくなってしまいました。

弟の高校受験力 数学編

模試の点数結果。
国語と数学が平均点以下でした。
弟の過去のテスト結果(英語がかなりよかったときですね。)

今でこそ平均ほどの学力があるものの、1年前までは基礎テストで30点、40点を連発するほどの実力しかありませんでした。

1年間家庭教師の先生に来ていただき、集中的に数学を勉強したことでなんとか平均まで点数を伸ばすことができました。

とは言えまだまだ点数は平均点以下。

家庭教師の先生も都合によりやめてしまったので、今では自力で勉強するしか無くなってしまいました。

特に苦手なのは平面図形の問題(自称)らしいですが、それ以外にも根本的な計算力の遅さが課題です。

弟の高校受験力 国語編

自分も弟のことは一切言えませんが、3科目の中で一番弟が不得意な科目が国語です。

とにかく長文を読み慣れていないこと、語彙力がないことが致命的です。

テストの点数や偏差値もかなりアップダウンが多く、よくて偏差値50、悪い時は35ほどです。

長文読解は自分も苦手なので教えられませんが、すぐに点数につながる漢字や語句はなんとか教えたいところです。

まずは毎日勉強させる習慣をつけるところから

スパルタ指導で教えたら喧嘩になった

毎日遊んでいる弟をやる気にさせるにはかなりの時間がかかりました。

自分が高校受験勉強をしていたときは中学受験で失敗していたこともあり、弟よりも受験に対する意識が大きく違いました。

塾のスパルタな授業も自分は頑張れていましたが、弟はそうではありません。

まだ受験というものがぼんやりしかわかっていない状態だったのです。

そんな状態で厳しい指導を行ったら完全に逆効果でした。

弟も勉強に対する意欲をなくし、教えている自分もイライラが止まらずこのままでは落ちてしまうと毎日親とも相談していました。

少し頑張れば解ける入試の過去問を出してみたら弟のやる気が変わった

結果から言うと、計算問題やテキスト問題よりも「実際の入試問題」を見せた方が弟のやる気が上がりました。

中学3年になり、いよいよ受験に対する危機感も出ていたこともあるかと思います。

弟に解かせる入試問題は基礎問題のみ

いきなり早稲田の難問を見せてもやる気が削がれてしまうだけです。

大事なのは頑張ればいけそうレベルの問題を解かせてあげることです。

例えば大問1の(1)や(2)などは、計算問題であることがほとんどです。

いま勉強している因数分解の問題が、入試でどんな形になって出題されるのか、今の勉強内容と本番で出てくる実際の問題を意識させることで勉強の意欲を上げました。

以前ブログでもお話ししましたが、ゴールがわかっている方が人間頑張れるんです。

基礎問題をひたすら解かせるのではなく、ゴール(実際の入試問題)を意識させて解かせるだけで学力の吸収力は大きく上がります。

不正解でも正しく解いているところを褒める

今までの自分の指導方法は足りないところを指摘してあげるような教え方でした。

「ここまでは良かったけど、そこからの計算でミスがあるね。しっかり直していこう。」といった具合です。

必要なところを列挙するような指導方法は確かに効果的ですが、これは受験勉強の意欲のない生徒にとってはそうではありません。

弟にはできているところを全力で褒めるような指導法に変えてみました。

「ここまでできたのか!すごいじゃん!この部分とかかなり難しいのによくできたな〜。」と褒める割合を増やしました。

とは言えそれだけではダメなので「あとここさえできれば早稲田の問題で正解できたんだよ!惜しい!」と最後にこそっと言ってあげると弟はかなりご満悦でした。(かわいいですよね。)

4月5月の奮闘記まとめ

成功体験を押し付けてはいけない

自分がこのやり方でうまくいったから、と言ってそれを人に押し付けても効果がないことを再実感しました。

自分の高校受験勉強と弟の高校受験では、勉強に対するやる気や悔しさの有無が大きく違いますし、勉強のスタイルも変わってきます。

同じやり方を押し付けてはいけないとわかっていても、そのやり方(指導方法)でしか成功できなかったので、

どうしても圧迫的で、勉強方法を押し付けるような形になってしまいます。

ですが、押し付けるやり方ですと兄弟喧嘩につながりますし、何より弟自身の勉強に対するネガティブイメージがついてしまいます。

これでは受験合格に必要な、1人で自主的に勉強する習慣をつける手助けになっていません。

今は弟の勉強スタイルを見つけるために、日々一緒に受験勉強に励んでいます。

今後も2ヶ月に一回くらいのペースで更新予定

思いつきで、半分備忘録のように始めたこの受験奮闘記ですが、なるべく継続していこうと思います。

同じように受験生がいらっしゃる方の気が少しでも楽になれば幸いです。

皆さんで一緒に頑張りましょう!!

注意

こちらの勉強法や指導法はあくまでも個人的に行っているものですので、学力アップを保証するものではないことはご了承ください。

ブログの中でいくつか曖昧な単語もありますが、暖かな目でみていただければと思います。

頑張れ!弟!!

勉強している自分の弟
勉強する弟
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