[152]150冊の本を分類したところ、心理学に分類できる本が70冊、教育学に分類できる本が40冊、社会学に分類できる本が64冊あった。
①心理学と教育学の両方に分類できる本が15冊あった。心理学には分類できないが教育学に分類できる本は何冊か。
②①の条件に加えて、社会学だけに分類できる本は34冊あった。心理学、教育学、社会学のいずれも分類できない本は何冊か。
③①と②の条件に加えて、心理学、教育学、社会学すべてに分類できる本は、心理学と社会学だけに分類できる本の3倍、教育学と社会学だけに分類できる本の半分であった。すべてに分類できる本は何冊か。
(SPI&テストセンター超実践問題集/ナツメ社)
解答は下にあります↓

毎度のように最後が一番むずい問題です。
頑張っていきましょう!!
1)これは比較的簡単な問題。ベン図を2個書いて求めていきましょう。
心理学にはできないけど、教育学にはできる本は
教育学の本全体から教育学でもあり、心理学でもある本を引けばいいので
40−15=25冊となります。
2)社会学のみが34冊、残りの心理学、または教育学に分類されるのは
70+40−15=95冊あることがわかります。
全部足して、いずれかに分類される本が95+34=129冊となります。
よって、どれにも当てはまらない本の数は150−129=21冊です。
3)文章に書かれている比の情報を○としてベン図に書き込みましょう。
①、③、⑥を図に書き込めたと思います。この場所を間違えるとわかっていたのにケアレスミスをしてしまうので、気をつけましょう。
問題文より、社会学に分類できる本は64冊、社会学のみに分類できる本は34冊あるので、
⑩=30冊、①=3冊となって、
③=9人とわかります。
まとめ
以上がSPIの集合の問題でした!
出来るだけわかりやすいように解説を作成しましたがどうでしたか?
少しは苦手意識がなくなったことを祈ります。
集合ではどうしても重複の部分でこんがらがってしまう人が多いので、いかにそこを克服するかがカギです。
まずは時間をかけてでもベン図を書くこと。これに尽きます。
初めから素早く解ける人なんていません。地道に書き続けることが大事です。
3個の円の重複までしっかり理解できれば、集合の問題で苦労することはないと思いますので、ぜひ根気よく復習してみてください。
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